山尾志桜里衆院議員が不倫疑惑報道の相手、倉持麟太郎弁護士を政策顧問とすることに批判がやまない。そんな中、評論家の小林よしのり氏が山尾氏を批判する人々に対して「聖人君子ぶったクズどもが」とブログに記述。不快感をあらわにしている。
「後押ししたのはわしだ」
2017年11月7日の神奈川新聞のインタビューで、山尾氏は倉持氏を政策顧問にすると明かした。改憲論議のために「今後も倉持氏からサポートを受ける必要があると判断した」との理由だ。テレビのワイドショーなどでは、山尾氏の判断に疑問が相次いでいた。
かねてから山尾氏を支援してきた小林氏は、今回の倉持氏起用についても全面支持している。8日のブログでは、ワイドショーでの扱いを「ゲスの勘繰りで楽しんでいた。邪推、嘲笑、罵詈雑言」と非難。「山尾志桜里が倉持を政策顧問にしたのは、憲法改正に備えてのことだ。与党の発議前に議論を挑むには、もう時間がないから、このタイミングしかなかった。それを後押ししたのはわしだ」とし、山尾氏らを批判する人々に対し
「わしの前で堂々と言えるか? 聖人君子ぶったクズどもが!」
と吐き捨てた。
7日のブログでは、神奈川新聞のインタビューで山尾氏が語った「むき出しの好奇心になど屈しない」との言葉をあげながら、「まったく舌を巻くほどの完璧さだ」と称賛していた。「わしは本当に『志』があり、『使命感』があり、やるべき仕事が定まっている政治家だから、山尾志桜里を応援しているのだ」とし、具体的には「待機児童問題」と「憲法問題」が「(当選)3期目の大目標」という。ブレーン役としての倉持氏も「確かに必要だとわしが保証する」と支持した。