大阪の寿司店「青森・大間産や北海道産なら」
書き込みでは、過去にテレビで取り上げられた寿司店も挙げられており、J-CASTニュースは11月10日、そのうちの1つ、大阪市内にある「新明石鮓(しんあかしすし)」を取材した。
1貫5000円の寿司があるかについて、店長の菅本博夫さん(70)は、こう答えた。
「青森の大間産本マグロなら、1本500~1000万円はします。最高で1億円以上の値が付いたほどですし、その大トロなら1貫5000円することがあります。うちでも出していますよ。北海道産でも、そのぐらいの値が付くことがありますね。東京の築地から送ってもらいますので、関西では扱いはうちぐらいでしょうが、東京なら、銀座や赤坂などでも1貫5000円で出されているはずですよ」
この店でも、寿司の値段は書いていないという。「300万、500万と相場が変わるからですよ。値段を聞くのは失礼だと思って、お客さまからも聞かれませんね。おまかせでお出ししています」(菅本さん)
大間産でも、アゴ近くの部位「カマ先」は、ほとんど捨てていいところだけ取るため、1貫がなんと5万円になるそうだ。テレビで取り上げられたのもこの値段の大トロで、過去に著名人らが食べに来ているという。2018年の正月も、IT企業の経営者ら6人の予約が入っており、景気づけに1人3貫計90万円を現金払いする予定だそうだ。