東芝「過去最高益」 支えたのは売却予定のメモリー事業

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   経営再建中の東芝は2017年11月9日、同年9月中間決算を発表した。本業の業績を示す営業損益は2318億円の黒字(前年同期比1386億円増)で、過去最高を記録した。売上高は2兆3862億円(同1155億円増)だったが、メモリー事業の売却に伴う税額影響を織り込み、当期純損益は498億円の赤字(同1651億円減)となった。

   この日発表された「2017年度 第2四半期決算説明会」資料によると、大幅増益を支えたのが、メモリー事業を含む「ストレージ&デバイスソリューション」部門。部門内の営業利益2358億円のうち、メモリー事業は2050億円を計上、全体の約9割を占めている。

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