「名誉を傷つけられました」
高須氏はJ-CASTニュースの電話取材に「いきなりSWCがあの発表をしましたが、AACSから私にもどこにも何の連絡もしていません。普通、まず会員本人に連絡し、事実関係を調査し、追放や除名の判断をします。私はAACSの創設メンバーの1人です。このような場合になされることはよく知っています」と改めて「追放」を否定した。その上でSWCへの怒りを露わにする。
「すごく頭に来ました。名誉を傷つけられました。それでAACSには、自ら退会すると先ほどメールを送りました。処刑されるくらいなら自決する。これは美学です」
退会についてはさらに、「SWCは『AACSが我々の圧力に屈して高須を追放した』という『勲章』を欲しているのだと推測しています」とし、そうさせまいと決断に踏み切ったという。自身の立場としては「私はナチスの信奉者でも何でもない。ナチス時代にも医学の面では良いところもあったと言ったにすぎません」と話している。
高須氏によると、AACSは8月にSWCから高須氏に対する抗議を受け、同氏に連絡のうえ調査。その結果、処分などの必要はないと言われ、以来この件に関してAACSから連絡はないという。また、SWCから高須氏のもとに直接連絡が来たことは「過去一度もない」と話していた。