「何か変化をつけないと何もできないまま終わる」
ブラジル・ベルギー戦について澤登氏が「世界の守備は堅い。いま日本代表はポゼッションサッカーといってパスで崩そうとしているが、そこにアクセントできる選手はすごく少ない」として、乾の持ち味のドリブルに期待を寄せると、「パスだけで崩せないところも出てくる。そこでドリブルをどう生かせるか。何か変化をつけないと何もできないまま終わる。やってきたことがどれだけ通用するか試したい」と述べていた。
乾は、あわや敗戦の3対3で引き分けた10月10日のハイチ戦後も選手のインテリジェンスに触れていた。2点先制しながら守備が崩壊し、試合中に修正できず、3連続失点で一時逆転を許した。10月11日のスポーツ報知によると、乾は「(ハリルホジッチ)監督は自分の責任とも言っていましたが、完全に選手の責任です。(ピッチの)中でやっている選手が考えないといけない」と、自戒を込めるように述べていた。