ドイツには42.195kmを階段で走破する大会も
国内大会としては、「東京タワー階段競走」(2014年~)などが知られる他、1980年代には、東京都豊島区のサンシャイン60ビルで「サンシャイン60かけ登り大会」が行われていた。
サンシャインシティの広報担当者は17年11月8日のJ-CASTニュースの取材に対し、同大会は1987年11月から97年11月まで行われていたと回答。サンシャイン60の1階から60階まで、1204段を上るレースだったが、多くのスタッフが必要となるなど運営上の負担が大きかったため、中止になったという。
海外を見ると、米・ニューヨークのエンパイアステートビルで、1978年から現在に至るまで「EMPIRE STATE BUILDING RUN-UP」が開催されている。ドイツ・ハノーヴァーで2015年から行われている「階段マラソン世界選手権」(編集部訳)では、42.195kmを階段の上り下りで走破する。1位の選手でも完走に10時間ほどかかる、驚異的なレースだ。