「ネタ作るのなんて全然楽しくない」
若林さんは、
「『だりーな』と思いながら仕事の現場行ってちゃんとやって、『これでよかったかな』ぐらいで帰ってもいいじゃん、と思うんですよ」
と続け、自らの仕事である「お笑い」についても、こうぶっちゃける。
「俺マジで、ネタ作るのなんて全然楽しくないですよ。めんどくさいし、くっそーと思いながら『サンマルク』(喫茶店)行って」
そして、
「『楽しい』ってそんな重要なのか、っていうね」
と、根本的な疑問を呈した。
共演者の作家・本谷有希子さんも、「責任ある仕事任されてたら、朝起きて楽しいな、なんて絶対思えないよね」と応じつつ、
「でも、仕事が好きって思うのは重要ですね。(中略)得意なことやってると楽しいし、好きって思うから、得意なことその子たちに任せる、っていうのは、ひとつあるんだろうな」
と室井さんの手法には理解を示し、若林さんもこれには頷いていた。