米大リーグの元投手、ロイ・ハラデイさんが2017年11月7日(現地時間)、フロリダ州で飛行機事故のため亡くなった。40歳だった。
大投手の突然の死に、世界中の野球ファンに悲しみが広がった。また、日本では、ネットスラングを通じてその名を知る人も多く、その方面からのショックの声も相次いでいる。
自ら操縦する飛行機の墜落で
1998年のデビュー以降、トロント・ブルージェイズ、フィラデルフィア・フィリーズに所属、年間最優秀投手賞にあたる「サイ・ヤング賞」を2003年、10年の2度獲得、完全試合も達成するなど、13年の引退まで大リーグを代表する投手として活躍した。
大リーグ公式サイトによると、ハラデイさんは引退後、フロリダ州で妻と2人の息子とともに暮らしていたが、自ら操縦する小型飛行機が7日午後墜落、死去したという。ハラデイさんはツイッターで10月13日、「引退以来の夢だった」という飛行機の購入を明かしており、以後たびたび、飛行機や操縦するハラデイさんの写真が投稿されていた。
大リーグがただちにコミッショナー名義で追悼コメントを発表したほか、米国をはじめとする世界各国のメディアでその死が大きく報じられた。日本でも野球ファンにはその名がよく知られており、
「MLBが誇る大投手ロイ・ハラデイよ永遠に」
「生きて殿堂入りする姿を見たかったよ...なんてことだ...」
「ハラデイといえば松井との対戦が色々思い出されるんだな。今一番いい投手だと当時言っていたし。ご冥福を...」
と、悼むツイートが多数投稿された。