1日20~30粒が適量、午前中に食べると効果アップ
井上教授「欧米では、ピーナッツは1日に80粒までが目安になっていますが、日本人には1日20~30粒が適量で、十分健康効果が上がると思います。食べ方のコツは午前中に食べること。人間の体は朝が最も酸化しやすいので、吸収のよい朝ご飯の前にピーナッツをポリポリ食べると、ポリフェノール効果がバツグンです。また、ミキサーで粉末にすれば、サラダのドレッシングやお鍋のだしなど、さまざまな使い方ができます」
ピーナッツの生産量が世界一の中国では、中華料理の食材にピーナッツが使われてきた。薬膳料理研究家の新開ミヤ子さんが、この冬イチバンのオススメとして「ピーナッツのお汁粉」レシピを紹介した。家でも簡単に作れるうえ、たった1杯で1日に必要なピーナッツの量20粒が摂取できる。
【ピーナッツのお汁粉】
(1)材料・10人分。
薄皮付きピーナッツ200グラム、水800ミリリットル、黒砂糖大さじ2分の1、塩適量。
(2)作り方。
1:厚手の鍋に薄皮付きピーナッツと水を入れ、一晩水につけて軟らかくする。
2:強火にかけ、沸騰したら弱火にして、フタを閉めて約30分煮る。
3:ミキサーに煮汁ごと入れて滑らかにする。
4:お好みの濃度になるように水を入れてのばし、黒砂糖で甘みをつける。最後に塩を入れ、味を調えて出来上がり。
スタジオで出演者一同が試食した。
井ノ原快彦キャスター「甘くて美味しい! ピーナッツのまんまの味ですね。何杯もいける感じです」
続いて、井上教授が日常よく作っているドレッシングと鍋の作り方を紹介した。