矢沢永吉、中森明菜、宇多田ヒカル...
これまで、夏から秋にかけて番組で特集されたことがきっかけで、紅白への初出場や久々の出場が実現したことがある。
09年の紅白では、矢沢永吉さん(68)が「白組特別出場歌手」としてサプライズで初出場。この年の6月には「SONGS」で矢沢さんのインタビューが放送されたのに続いて、7月末~8月上旬にかけて2回にわたって矢沢さんの代表曲や最新アルバム曲を特集。矢沢さんは紅白の出演依頼を断り続けてきたことで知られており、「SONGS」が紅白に向けた地ならしの役割を果たしたとみられている。
14年の紅白では、長く活動休止が続いていた中森明菜さん(52)が12年ぶりに出場。これに先立つ14年11月15日には「SONGS」で中森さんの特集が放送されている。紅白とSONGSを同じ人が担当していたこともあって、SONGSが好評だったことが、紅白出場を後押ししたと受け止められた。
宇多田ヒカルさん(34)も16年9月に「SONGS」に出演。紅白にはロンドンからの中継で初出場し、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」を披露した。