日清食品が明かした「ウラ話」とは
この「つけどん兵衛」に、J-CASTニュース記者が挑戦した。
まずは、星野さんがラジオで話した通りに、鍋で麺だけを4分ほど茹で、ざるにあけて流水で締める。同時に粉末スープをお湯で溶き、「つけ汁」を作った。だが、ここで困ったのが、「油揚げ」の調理法だ。
ネット上の報告をみると、細かく刻んでスープの具材とするアイデアもあった。今回、記者は別の鍋で油揚げを茹で、トッピングとして麺に添えることにした。調理にかかった時間は10分ほどだった。
いざ実食してみると、確かに生麺に近い食感に思えた。星野さんが言っていた通り、普通の食べ方よりも、うどんのコシが強く感じられた。一方で、スープが「つけ汁」として開発されたものではないためか、ちょっと味が単調な印象も受けた。
なお、「どん兵衛」を販売する日清食品の広報担当者は11月7日、J-CASTニュースの取材に対し、星野さんが紹介した「つけどん兵衛」について、
「実は、今回の『つけどん兵衛』は、CM撮影時に星野さんと弊社の社員が雑談する中で生まれたメニューです」
と話す。その上で、このアレンジレシピが流行の兆しを見せていることについては、
「『どん兵衛』が色々な食べ方で楽しめるのは、麺がしっかりしているからだと考えています。なので、様々なアレンジメニューが皆さんに受け入れられていることは、『どん兵衛』の麺の良さが伝わった結果なのかなと、そう捉えています」
と話していた。