浅草の「金色のうんこ」が消えた...!? ネットでは「海に流れた?」「寂しいです」と話題に

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   通称「金色のうんこ」が消えた...!?、などと2017年11月5日にネット上でちょっとした騒ぎになった。東京・浅草から見えるアサヒグループの「スーパードライホール」屋上オブジェのことだ。

   ツイッター上ではそうした写真が多数出回って、「やっぱりあれはウンコだったのですか?」「海へ流れていったのか?」などといった感想が出た。どうしてあのオブジェは消えてしまったのか。

  • @dragonriver2さん提供(17年11月5日のツイッター)
    @dragonriver2さん提供(17年11月5日のツイッター)
  • 普段はこう見えている
    普段はこう見えている
  • @dragonriver2さん提供(17年11月5日のツイッター)
  • 普段はこう見えている

東京オリンピックが関係してるのでは...

「浅草の金色のウンコが無くなってる」

というツイートと写真が5日にネット上に拡散し、まとめサイトまで登場した。 驚いた人たちは、

「あわあわ??」
「何かわからないけど、寂しいです」
「今東京湾です」
「あれは一応聖火ですから、東京オリンピックが近づいてる事が関係してるのでは...」

などといった憶測が流れた。このオブジェは「スーパードライホール」屋上にあったもので、浅草の名所の一つだ。その形から通称「金色のうんこ」とファンから愛されているが、正式名称は「フラムドール」(フランス語で金の炎)。1989年にアサヒビール創業100周年を記念しフランスのデザイナーのフィリップ・スタルク氏がデザインを担当した。

   11月5日のツイートが出ると、それ以前に撮影したものだという写真が次々にネット上にアップされることになった。それは、「フラムドール」の周りに塀が建てられ、オブジェの一部だけが見える、というものだった。

   J-CASTニュースが7日にアサヒグループホールディングス広報に話を聞いてみた。

「塗り替えをしています、と説明しました」

   同社広報によれば、一言で言うとオブジェの塗り替え作業をしているのだという。オブジェは屋上から外さず、周りに足場を組んで囲いを立てたため見えなくなっているのだそうだ。囲いの組み立て作業は9月下旬から行っていて、オブジェが全て隠れたのは11月4日。塗り替えの時期は決まっていないが、色あせたり、セルフクリーニングの機能を強化するために実施している。前回の塗り替えは2005年だったそうだ。完成は12月中旬を予定している。見えなくなったことに驚き、何件かの問い合わせがあったそうで、

「塗り替えをしています、と説明しました」

と同社広報は話していた。

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