AKB48の柏木由紀さん(26)がスポーツ紙のインタビューで、2017年に続いて18年も恒例の「選抜総選挙」に出馬しない意向を明らかにした。17年に3連覇を果たしたHKT48の指原莉乃さん(24)は、17年が最後の出馬だと明言。2位だった渡辺麻友さん(23)は17年いっぱいでグループを離れ「卒業」する。
これまで上位の「常連」だったメンバーが続々といなくなる中、仮に開催されるとすれば、18年の総選挙に波乱はあるのか。
松井珠理奈&宮脇咲良の一騎打ちか
柏木さんは15年の総選挙で自己最高の2位にランクイン。16年は5位まで順位を落とし、17年は不出馬だった。柏木さんは11月5日にスポーツニッポンに掲載されたインタビューで、18年についても
「出ないです。意味がないから。私に、というか、AKBに意味がない」
と不出馬を明言。その理由を
「今、AKBは『次世代』と言っているのに私が『これが絶対に最後なので、お願いだから入れてください』と言って上位争いをしたら『え、結局?』みたいになっちゃう」
などと話し、若手メンバーに活躍の場を与えたい考えだ。一方、グループ卒業については、自分以外のAKBメンバーが音楽番組に出演しているのをテレビで見て
「『私も出たかった』と思いました」
と明かした。こういった感情を持っているうちは「やめないでしょうね」とした。
17年の上位2人が不参加になったことで、次に焦点が当たるのが3位と4位だったSKE48の松井珠理奈さん(20)とHKT48の宮脇咲良さん(19)だ。それぞれ得票数は11万3615票と8万2803票で若干の差があり、2人が17年時点での人気を維持するとすれば、松井さんが優勢だと言えそうだ。