トランプ米大統領とのランチにハンバーガーを選んだことに、タレントの藤本美貴さん(32)が、テレビ番組の中で異論を述べた。
フジテレビ系の昼の情報番組「バイキング」では2017年11月6日、安倍晋三首相とトランプ大統領が会食した前日の「ビジネスランチ」が話題になった。
「1200円って今どきそんなに高くもないし」
ランチで、東京都港区内の店が用意したチーズバーガーが出されたことに様々な声が出演者から出たが、司会の坂上忍さん(50)はいきなり、政治的とも思えるコメントを藤本さんに求めた。首相と大統領は蜜月ぶりをマスコミにアピールしたが、首脳会談となるとそうはいかないのではないか、と当てたのだ。
これに対し、藤本さんは、「そうですね」と質問をかわした後、「でも、私、ハンバーガーから始まるのはちょっとないなあと思います」と切り出した。
「だって、だって、アメリカから来て、朝ご飯もしかしたらハンバーガー食べてきてるかもしれないのに、安易にハンバーガー、しかも1200円って今どきそんなに安...高くもないし」
すると、エジプト人タレントのフィフィさん(41)が同意して、「現地のもの食べてほしいな」と口を挟む。藤本さんも、意を強くして、やはり日本のものを出すべきだったという内容を話した。
司会の坂上さんは、ちょっかいを出して、「そもそもケチャップが好きな人って、たいした味覚ないだろ」と言い放ち、出演者から「そんなことない」などと突っ込まれていた。
「デートじゃない」「安易な意見」との声も
藤本美貴さんの番組内コメントは、スポーツ紙にも取り上げられ、ニュースコメント欄やネット掲示板に次々に意見が書き込まれている。
疑問や批判は多く、「あのなーデートじゃないんだぞ」「高級なの食ったら食ったで批判する癖に」「安易な意見。もてなす気持ちが大事でハンバーガーでの良し悪しは大した話では無い」といった声が出ている。
ランチの内容は日米間で打ち合わせしていたのではないかとの指摘が出ており、「リサーチした結果ハンバーガーだったんだよ」「相手が喜ぶ事をするのがおもてなしだろう?」「他人が食べたいものにとやかく言うのはどうかしてる」との意見も出ていた。
一方、藤本さんが急に難しい質問を振られたことに同情する向きもあり、「難しい事はわかんないからとりあえず昼飯に難癖付ける、と」「そこしか突っ込めないんだろ」「タレントに時事コメさせるのやめたほうがいい」とかばう声もあった。