早稲田大学は爆破予告が届いたとして、2017年11月7日の一部授業を急きょ休講とした。構内への立ち入りも禁止した。早大の学生と思われるツイッターユーザーからは「恐ろしい」などと案ずる声が続出した。
一方、休講となったことで、提出課題の関係などで「助けられた」とありがたがるユーザーも。大学が4限から通常通り実施すると発表すると、中には「全休にしましょうよ」と嘆きの声も散見された。
「レポート全くやってなかったので...」
早大は公式サイトで7日朝、1~3限の休講とその間の構内立ち入り禁止を発表。同日9~14時の間に大学を爆破するとの予告が入ったという。対象キャンパスは早稲田、戸山、西早稲田、菊井町、先端生命医科学センター、東伏見、上石神井、所沢、所沢並木校舎、日本橋の各キャンパス。本庄と北九州の両キャンパスは対象外とされた。
爆破予告を受け、ツイッターでは早大生と思われるユーザーが「早稲田に爆破予告か...恐ろしいことだ」「朝から物騒な話」と案ずる声が続出。「週に一度の貴重なミーティングが爆破予告で無しになった」と予定を狂わされて不満を募らせる声も少なくない。また、直前の4~5日に学園祭の「早稲田祭」が開催されていたため「土日(早稲田祭)じゃなくてよかった」と不幸中の幸いを思うつぶやきもあった。
一方、こうした心配の声と並んで続々と出たのは、どこまで本気か定かでないが
「今日2限までに提出のレポート全くやってなかったので...本当に感謝」
「最近2限に行けないので爆破予告に助けられた」
「TLが早稲田生の歓喜の声に包まれてる」
と、爆破予告を真に受けずに休講を喜ぶ声も。なかには「4限も休講にしてくれたら」との希望もあった。さらにこれらに対し、「朗報とか喜んでるなら大学行くんじゃない」と諫める声もあり、学生たちの思いは錯綜している。