東証上場を維持できるか
出席株主数が6回中最多だったのは、2015年6月の定時株主総会での3178人。会場は両国国技館(東京都墨田区)だった。開催が最も長引いたのは、15年9月の臨時株主総会で3時間50分かかった。最多の質問者数は17年6月の29人だった。
今回の株主数は30万2636人で、2016年6月の43万7466人に比べ約3割減った。会計不正発覚で一時150円台だった株価は400円台後半まで回復したが、原発事業の損失発覚で200円割れした後、直近では330円前後まで回復している。ただ、不正発覚前の水準には達していない。保有継続は吉か凶か。株主の視線は、2018年3月末までに債務超過を解消し、東証上場を維持できるかの一点に集まっている。