来日したトランプ米大統領がランチで食べた日本のハンバーガーが、テレビなどで紹介され、ネット上で話題になっている。
肉の上にチーズがたっぷり盛られ、さらにレタスやトマトが乗ってとても豪華に見える。
「店で提供のとまったく同じものを出した」
トランプ大統領は2017年11月5日、安倍晋三首相と「ビジネスランチ」に臨んだ。そのときに、振る舞われたのがこのハンバーガーだ。ハンバーガーが大好物である大統領に日本政府が配慮したらしい。
ハンバーガーは、東京都港区にある「マンチズバーガー シャック」が提供した。数ある商品の中でも、マイルドな味わいのアメリカ産コルビージャックチーズが使われた「コルビージャックチーズバーガー」が大統領の食卓に選ばれた。高品質のアメリカ産アンガスビーフを使い、つなぎを使わず、包丁で細かく切った肉が100%を占める。こうすると、ステーキに近い風味になるそうだ。
食卓の様子は、安倍首相がツイッター上で写真を投稿している。それを見ると、安倍首相も同じハンバーガーを食べて和やかな雰囲気だ。
「マンチズバーガー シャック」虎ノ門店の店長の柳沢裕子(ゆみこ)さん(39)は6日、トランプ大統領には、店で提供しているのとまったく同じものを出したとJ-CASTニュースの取材に説明した。値段は、税込で1200円だ。
コルビージャックチーズバーガーは、芝公園本店のレギュラーメニューになっているが、虎ノ門店ではウィークリーメニューだという。チーズは、アメリカから入って来る量が少なく、完売すると、入荷待ちになるそうだ。