最近、肩こりがつらい... それって秋の自律神経の乱れが原因かも

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気温差による肩こりの改善方法3つ

そこで今回は、この気温差からくる肩こりに効くポイントをいくつか紹介していきますね。

(1)肩甲骨回し

肩甲骨は肩まわりにあるさまざまな筋肉の付着部です。この肩甲骨が硬くなって肋骨にへばりついてしまっていると、肩まわりの血流が悪くなって修復が行われづらくなり、コリが溜まってしまいます。

肩甲骨を回す体操のうち、簡単にできるものを2つ紹介しましょう。

体操1:両手を肩に乗せて、肘で大きく円を描くようにまわしていく
体操2:手を大きく上で回す(ブーメラン)→ 横で後ろに回す

両方の肩甲骨の内側には自律神経にも関わるところがありますので、是非やってみてくださいね。

(2)深呼吸をする

実は自律神経を刺激することは、意識的にリラックスした状態に変えていくことができる唯一の方法なんです。そして深呼吸には自律神経を副交感神経に傾け、血流をよくする効果があります。

深呼吸をすると胸郭が広がり、肩甲骨も広がりやすくなります。無意識に力が入ってしまう肩もストンと力が抜けやすくなるので、気が付いたときにやってみてください。

寝る前に深呼吸をすると安眠できるので、さらに効果的ですよ。

(3)ツボ押し

今回は効果的なツボを2つ紹介します。

まずは太衝(たいしょう)。足の甲、第一指と第二指の間が交わるくぼみ、押して響くところです。血流とリンパの流れを良くするツボで、リラックスする神経(副交感神経)を高め、安眠、快便、むくみを解消してくれます。

ここを人差し指で気持ち良い程度の圧で、5秒かけてゆっくりと押してみてください。

2つめは合谷(ごうこく)。手の親指と人差し指の間、人差し指側の骨の真ん中くぼみで押して響くところです。自律神経のリラックスする神経(副交感神経)を高め、アンチエイジングに関わりのある腸の働きをよくしてくれます。

反対の手の親指を合谷にあてて、人差し指を手のひらの中心に置き、合谷から人差し指のある手のひらに向けて気持ちの良い圧で5秒押してください。

自律神経は体の内臓バランスなどを司る、とても大事な神経です。バランスが良いのが一番健康なのですが、心身の疲労などによって知らず知らずのうちにバランスが崩れてしまいやすいものです。

なんとなくだるいような不定愁訴の方も、これらの簡単なポイントを実践すると、体のバランスが整いやすくなってくるので、是非やってみてくださいね。

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