歌手デビューは「まったく興味ないです!」
――ステージ審査では、「歌唱審査」が色々な意味で話題になりました。テレビ番組やネットニュースでも、「あんまり上手ではない」とイジられていましたよね。
「本当にもう、歌は苦手です...。テレビとかで、私の『負けないで』(編注・ZARDのヒット曲)の歌が何度も流れて、正直『もうやめて~』って(笑)。でも、審査の前には練習したんですよ。人前で歌った事なんてほとんどなかったから、お母さんと何度もカラオケで練習しました」
――やっぱり、歌は苦手だった?
「苦手です、苦手です、もう本当に歌は苦手なんです。『負けないで』という曲を選んだのも、お母さんが『あなた音痴なんだから、これでいいんじゃない』と決めてくれたのが理由です」
――でも、苦手な歌を必死に歌った姿を好意的に見るファンも多いみたいです。「頑張ってる姿に感動した」といったネットの書き込みも多かったですよ。
「そうなんですか?う~ん、そう言ってくれる人がいるのは嬉しいんですけど、やっぱりもう歌は苦手です(笑)。歌手デビューは、まったく興味ないです!」
――話は変わりますが、いまはどんな生活を送っているんですか?
「普段は京都で中学校に行って、その他に東京でレッスンを受けています。レッスンは演技やウォーキング、ダンスなどです。やっていて楽しいのは、演技の練習ですね。やっぱり、女優になりたいと思っているので」
――平日は学校と土日はレッスン。なかなかハードですね...。
「もう慣れました(笑)。あと、ファンの方がブログにいっぱいコメントをくれるので、それで元気をもらっているところもあります」
――コンテストでグランプリを獲って、芸能事務所(オスカープロモーション)とも契約して...。一夜にして立場が大きく変わったような気もしますが、今はどんな気持ちでしょうか。
「まだ芸能人になったって実感はなくて、私的にはもう本当に普通の中学2年生って感じです。学校の友達も、コンテストが終わってすぐは『ワーッ』って盛りあがってましたけど、いまは普通に接してくれるので」