鮮魚店は「店主がイチバン、ぴっちぴち。」
ポスターにはかなり奇抜なものもある。鮮魚店では魚拓ならぬ「人拓」をとり、「店主がイチバン、ぴっちぴち。」。鰹節店は鰹節を猫に彫刻し「飼い主の皆さん、親しき仲にも鰹節ですよ」。整骨院は体操をする女性の写真に「イタリア人は熟女好き・・・らしいって」などと表現している。J-CASTニュースが17年11月2日に商工会議所に話を聞いたところ、このポスターに登場している人は、店主や店員、常連さんといった店に関係ある人ばかりで、プロのモデルは一切起用していないそうだ。それでは商店街の活性化に繋がったのかというと、
「売り上げはさておき、ポスターを目当てに商店街を訪れたり、写真を撮って行く人が増えましたので、活性化に寄与していることは間違いありません」
と答えていた。現在、日本では「文の里商店街」を見習おうと、「商店街を『笑店街に変える』などとし、面白ポスターや看板作りを進める商店街が増えている。