資生堂、655億円の特損計上 米子会社の不振で

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   資生堂が2017年12月期の連結業績予想を修正した。2017年11月1日、米化粧品会社ベアエッセンシャルの販売不振などの影響から655億円を特別損失として計上すると発表。一方で、売上高や営業利益、経常利益の予想は上方修正した。

   発表資料によると、米ベアエッセンシャルは計画していたような成長拡大を実現できていなかったとして、商品のイノベーションを加速させる投資を拡大する一方で、収益性の低い北米の直営店を100店規模で閉鎖するなどの構造改革を進めるという。

   資生堂本体は好調な事業業績から売上高・営業利益ともに、17年8月に発表した予想を上回り過去最高となる見込み。「既存事業の『稼ぐ力』が着実についてきており、キャッシュフローも極めて良好」としている。

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