セブン‐イレブンのレジ内などに店の制服を着た人が17人もいる写真がツイッター上に投稿されて、一体どういうことなのかと話題になっている。
広島市内のセブン‐イレブンが「シフトミス」で従業員を多数呼んでしまったように見える――2017年10月28日の土曜日、ツイッター上でこんな様子を伝える店内の写真がアップされた。
「何このオールスター感」と驚きの声
それを見ると、店舗のレジ内などに、えんじ色とピンクを取り合わせたお馴染みの制服を着た店員らしき人が、数えて17人はいる。レジの台数も多く、6台あった。客が数人しかいないため、一種異様な雰囲気だ。
その前後のツイートから、この店は、広島市南区内にあるセブン‐イレブン「ハートインJRエキエ広島店」と分かった。店員らしき人は、計35人いたともされている。
JR広島駅では、駅の南北を結ぶ自由通路が完成し、隣接のショッピング施設「ekie」が29日開業して、前日は、プレオープンのイベントが行われた。セブン‐イレブンは施設に入居しており、写真はこのときに撮られたものらしい。
店内には、オープンを記念して、電子マネー「nanaco」のポイントが2倍になるというキャンペーンの広告もあちこちに下がっていた。
写真のツイートは、30日昼過ぎ現在で6万件ほども「いいね」が付いている。「何このオールスター感」「1人で行ったら買い物恥ずかしくて出来ねーわw」などと驚きの声が上がっていた。
「新人ばかりなので、教育係に来てもらった」
店員らしき人が多い理由についても、「オープンセレモニーかなあ」「ハロウィンでセブンイレブンの店員の仮装してる人なのか」「ベテランの人が一緒にやって教えてあげてるんだと思いますよ」など様々な推測が出ている。
ハートインJRエキエ広島店の店長は10月30日、J-CASTニュースの取材に答え、シフトミスを否定して次のように説明した。
「従業員がほぼ新人ばかりで、研修がままなりませんでしたので、広島駅のほかの店に教育係をお願いして来てもらいました。お金のやりとりに懸念があり、お客さまにご迷惑をおかけしてしまいますので、従業員1人に教育係が1人、レジで後ろからついてもらうことにしたものです」
店は、広島駅の自由通路近くにあり、人の出入りが多くなることが予想されるため、わざわざ従業員やレジを多くしたそうだ。