生まれつき茶髪にもかかわらず、校則のため髪を黒く染めるよう学校側から強要され、精神的苦痛を受けたとして、大阪府の高校に通う女子生徒が損害賠償を求める訴えを起こしたことが波紋を広げている。
はるかぜちゃんこと、女優でタレントの春名風花さん(16)や俳優の城田優さん(31)など芸能人が続々とツイッター上で反応しているのだ。
城田優「これは本当に酷いね」
報道などによると、学校側は生まれつき茶髪にもかかわらず「黒染め指導」を何度も行うなどして精神的苦痛を与えたため、女子生徒は損害賠償を求める訴えを起こした。学校側が「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる」と話していることを毎日新聞、産経新聞などが報じている。
この事件は大きな話題を呼び、芸能人も続々と反応。女子生徒と同世代で、女優でタレントの春名さんは、
「許せない。子どもの生まれつきの自然な姿を否定しておいて、何が教育者なのか。」
と26日にツイッター上で怒りを露わにした。さらにスペインと日本のハーフである俳優・城田優さんは27日、
「これは本当に酷いね。 学校側の『たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒染めさせることになる』 これ本気で言ってるのでしょうか? 恐ろしすぎる。」
とコメントしている。
元AKB秋元さんも似た経験が
また母親がフィリピン、父親が日本のハーフである元AKB48の秋元才加さん(29)は女子生徒と同じような経験があるようで、28日更新されたツイッターでは
「私も高校の時、髪染めてないのに染めてるとひたすら言われて悔しくて、これでもかって位黒くしてやろうと黒染めしたら、父親が『なんだその髪色は!おかしいだろ!』って言って『私の娘はもとから赤毛だ!』って高校に来た事あった。 規則は大事だけど、大事な事もっとあるはず、ってその時思ったな。」
と発言している。
このほか、エジプト出身のフィフィさん(41)や、作家の乙武洋匡さん(41)らも、ツイッターなどで学校に批判的な立場から意見を表明し、より一層問題への注目が高まっている。