「大変強気な交渉を希望の党がされたので」 辞意表明の前原代表が釈明

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「大変強気な交渉を希望の党がされたので」

   この日の両院議員総会と懇談会は3時間30分に及んだ。懇談会に出席していた羽田 雄一郎参院議員(党幹事長代理)によると、前原氏は

「大変強気な交渉を希望の党がされたので、その中で比例も含めて交渉を最後の最後まで続けたので、各県連になかなか(交渉状況を)お伝えできなかった」

などと釈明。出席者の多くから「このままでは前に進めない」などとして「即刻辞めるべき」との声が出たが、最終的には

「民進党は、地方組織を含め、現状を維持する」
「両院議員総会として前原代表の辞任の意向を受け止める。30日に再度両院議員総会を開催し、結論を得る」

の2点を決めた。

   前原氏は10月30日の全国幹事長会議で地方組織からの批判を受けた上で陳謝し、それを受けて両院議員総会で辞任する見通し。直後に新執行部を発足させ、11月1日に招集される特別国会に間に合わせたい考えだ。特別国会で行われる首相(首班)指名選挙での指名については、新執行部が発足しないと決められないとして、両院議員懇談会や総会では議論にならなかったという。

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