篠沢秀夫さん、84歳で死去 「クイズダービー」視聴者からは「時代の流れ」感じる声も

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   フランス文学の研究者で学習院大学名誉教授の篠沢秀夫(しのざわ・ひでお)さんが2017年10月26日未明、東京都内の病院で死去した。84歳だった。NHKなど各メディアが報じた。

   「クイズダービー」(TBS系・1976年~92年)の出演でも人気を博し、当時を知っている人からはその死を惜しむ言葉が相次いで寄せられている。

  • 篠沢秀夫さん(勉誠出版・画像はAmazonより)
    篠沢秀夫さん(勉誠出版・画像はAmazonより)
  • 篠沢秀夫さん(勉誠出版・画像はAmazonより)

クイズダービーでお茶の間の人気集める

   篠沢さんは1933年6月6日に生まれた。東京都大田区出身で、学習院大学やパリ大学などでフランス文学を学んだ。その後、フランス文学者として学習院大学や明治大学で教鞭をとるのみならず、テレビ番組などにも出演。中でも、回答者に持ち点をベットする、競馬のような仕組みを取り入れて人気を博した「クイズダービー」に登場し、お茶の間の人気を集めた。

   2009年には難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)に罹患していることが報道され、その中でも精力的に執筆活動や講演活動を行うなどしていた。報道によれば2017年6月に肺炎になり、10月26日未明に都内の病院で亡くなったという。

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