樽床氏「代表だからそれは当然、まったく知らぬ存ぜぬではないと思う」
一方、懇談会後に「都政に専念するという話をしていたが、国政で意見が分かれるテーマがあった場合でも、対処は国会議員団に任せるということか?」と問われた小池氏は
「テーマによるだろう。議員とも議論する必要が生じれば時間をとることもあるだろう」
と回答。続けて「国会議員の集まりなどにも小池氏は顔を出すのか?」の質問にも「テーマによると思う」とするにとどめた。
また、懇談会では小池氏が衆院選の責任をとって代表を辞任すべきとの意見も、続けるべきとの意見も出たとし、最終的に代表は続投することとなったとしている。小池氏は「創業者の責任がある」と話した。
また、「代表」とは別に、国会議員の中から「共同代表」を選出する予定で、樽床伸二氏と大島敦氏が党内の意見を集約し、人事構想を練るという。
その後、報道陣の取材に応じた樽床氏は、国会が11月1日に始まるという想定のもと、「できれば週内にも両院議員総会を開催して、共同代表を決定する」と見通しを示した。
一方、小池氏の立ち位置について、「権限的に小池氏はどれだけ国政にかかわるのか」との質問に、樽床氏は「国会のことは共同代表以下の者に任せるということ。まずは国会議員から選ばれた共同代表を中心に進めていく」とした。ただ、「代表だからそれは当然、まったく知らぬ存ぜぬではないと思う」とも話していた。