「東京さんは大変やなぁ 大阪はほんま息し放題やでえ」
2ちゃんねるなどの掲示板やツイッターでは、
「東オリCO2排出0って東京都民全員抹殺でもするんかな」
「ぐえー息できないンゴ」
「ということは都民のみんなは光合成するしかないのか...頑張ってね、僕は埼玉県民だからco2クリエイトする」
「オリンピックになったら、東京都民が呼吸のため荒川を越えて埼玉に殺到するんじゃないかと、川口の住民としては今から戦々恐々としています」
「東京さんは大変やなぁ 大阪はほんま息し放題やでえ」
といった書き込みが。
以前も小池都知事は、希望の党の政策として「花粉症ゼロ」を宣言、「虚構新聞(の記事)かと思ったわ」などとイジられている。これとあわせて、「東京で花粉症ゼロとCO2排出ゼロを達成するには都民を抹殺するのが一番手っ取り早い」と皮肉る声すらある。
ちなみに、国立環境研究所・地球環境研究センターのウェブサイトには、
「温暖化が心配です。吐く息を止めなくても大丈夫ですか」
というQ&Aが掲載されている。これによると、人間が1日に吐き出すCO2は一人当たりおよそ1キロで、「化石燃料の消費によって全世界から排出されるCO2量の約9%に相当」する。しかし、そのCO2は、元をたどれば「もともと大気中に存在したもの」なので、人間がいくら呼吸をしても、「大気中のCO2を増やしも減らしもしません」とのことだ。