お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(36)が、2017年10月22日投開票の衆議院選挙に行かなかったことを明かし、議論を巻き起こしている。
自分が行かなかったことを告白して叩かれることで、行かなかった人たちに選挙の意義を伝える狙いがあるのだという。
「たった3週間でいい政党悪い政党判断できない」
村本さんは23日、ツイッターで「声を大にして言う。僕は今年は選挙に行かなかった」と明かした。
「全国民で選挙に行かなかったやつの方が多い。多数決の多数が国民の総意なら、選挙に興味なかった俺たちが国民の総意。わがままを言う。台風の中、選挙にいかせるぐらい政治に興味を持たせろ」
と主張したツイートには24日夕現在、1700以上の賛否コメントが寄せられている。
この発言が原因となり、「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)や政治番組に出られなくなっても構わないと言い、「無関心を体を張って伝えれるのはおれの仕事」だとアピールした。選挙に行かない人の共感する声を伝えるのだという。村本さんは今回の選挙特番「選挙ステーション2017」(テレビ朝日系)にも出演していた。
選挙に行かなかった理由として、村本さんは
「日本は病気だとして政治家は医者。薬が公約だとして、その薬のいいとこだけ教えてくれて肝心の副作用を伝えない医者をおれは信じない。そんな怪しい医者に大切な日本を任せきれない。だから行かない」
と説明した。「たった3週間でいい政党悪い政党判断できない」ことも理由で、数社の新聞を読んでいるが、「溢れる疑問と不信感。だから行かなかった」そうだ。
「行かなかった」ことを告白した理由については、「選挙になぜいかないかを議論したい。半分いるならぜひすべきだ」と明かした。
「ぜひ今回のおれを叩いて、投票行かなかった無党派の人に、選挙の素晴らしさをアピールして。(中略)一緒に次回選挙の投票率、いや関心率をあげよう」
と、その意図について語った。