前衆議院議員の上西小百合氏(34)が、2017年10月23日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で「リポーター」に初挑戦した。
番組では食レポにも挑み、タレント転向に意欲を見せたが、「こんなの誰が見るんだ!?」「面白い!」と評価が分かれた。
マイクを持つのが憧れだった
降りしきる雨の中、レインコート姿でマイクを片手に登場した上西氏。番組では、第48回衆院選に出馬した豊田真由子氏(43、埼玉4区)の選挙戦最終日を密着した。
「現場の上西小百合です」との「第一声」で始まり、「これ(マイク)持つの憧れていたんでうれしいです」とにっこり。
「豊田さんと同じように過去2回選挙を経験しているので、立候補者側の気持ちも織り交ぜながら新しい目線でリポートとできればいいなと思います」
と意気込みを語った。
リポートでは、現場の雰囲気を丁寧かつ臨場感を持って伝え、時おり「政治家」目線で分析も交えつつ解説。街頭インタビューも敢行するなど、東西奔走の働きぶりだった。
上西氏は、蕎麦屋での「食リポ」にも挑んだ。体をくねらせながらそばをすする不思議な食べ方をした後、
「うん、けっこう本当にそばの香りがけっこうはっきりしてますね」
などとコメント。現地リポートに街頭インタビュー、食レポと多才ぶりをアピールした。
「箸の持ち方なんとかしなよ」
VTRが明けると、スタジオの堀尾正明キャスター(62)は「なんのVTRだったんですか!」とツッコミ。お笑い芸人のカンニング竹山さん(46)も、「この番組はメディアとしてのプライドはないのか。サンジャポがやるから(ビビットでやらなくて)良いんですよ」と吠えた。
ツイッターなどでは、
「堀尾氏のコメントがすべて。こんなの誰が見るんだ!?」
「竹山さんの言うとおり!なんで起用した!?」
などと批判が少なくない。また、食レポに関しても手厳しい意見が寄せられている。
「上西さんは、お蕎麦をすすることができないのですか?」
「念願の食レポだね(^ ^)って食べ方汚いよ」
「箸の持ち方なんとかしなよ」
一方で、
「言葉遣いや態度に好感が持てて、印象かわった。やはり、この人はタレント向き」
「上西小百合さんのリポートが結構上手いし選挙戦の事情なんかも交えつつ喋ってくれるから面白い!」
と一定の評価をする向きもあり、賛否両論となっている。
かねてよりタレント転向をほのめかしている上西氏。政治タレント枠といえば、杉村太蔵氏(38)や東国原英夫氏(60)などが確固たるポジションを築いている。「野党」としてどこまで食い込めるか、注目が集まる。