女優の黒木メイサさん(29)が、ツイッターで「産後14キロ減」報道を否定した、とネットで話題になる中で、その報道の例として使ったのが夕刊紙「日刊ゲンダイ」の記事だった。
黒木さんは、産後のトレーニングで減量などしたら体調を崩す危険性がある、と警鐘を鳴らしたため、ファンから「いいやつだ」「訂正ありがとう」と絶賛され、一方の「ゲンダイ」の記事を嘘ニュース呼ばわりするツイートも出ているが、「ゲンダイ」は、「記事をよく読んでほしい」と困惑している。
「いいやつだ」「訂正ありがとう」と絶賛
黒木さんは2017年10月1日に都内の書店で写真集「INCARNATION」の発売イベントに登場。公の場に出たのは6月に第2子を出産してから初だった。スタイルが変わらないという質問には、妊娠で体重が14キロ増えたけれども現在は出産前よりも少し落ちた、などと語った。
そんな黒木さんが10月20日、自身のツイッターに20日付けの「ゲンダイ」の記事が掲載されているページのリンクを張り、
「普段、なんらかの記事等が間違った形で皆様に伝わっても無視ですが『産後トレーニングで追い込んで減量』みたいな間違ったことをマネられて体調崩す方がいたら困るんで!」
と自身の減量について説明した。腹筋が割れているのは第2子妊娠『前』に追い込んでトレーニングした結果であり、産後すぐ腹筋割れるほど追い込むなんて無理、「私だって勧めない」とした。産後のトレーニングはプロの元で行い、緩んだ骨盤を締める体操やバランスボールを使った、とした。
このツイートで黒木さんは「いいやつだ」「訂正ありがとう」と絶賛されることになる。一方で「ゲンダイ」は嘘記事を流したとして激しいバッシングに晒され、
「売れる為ならいい加減な事ばかり記事に書く各メディアさん...。メイサちゃんに失礼だし、こんな事しか出来ない事を恥ずかしいと思って!といいたいです」
「ちゃんと、事実を確認してから、記事にしてもらいたいものですね」
「雑誌やweb記事は『そんなワケない』なことを取材もせずに書きますよね」
「こういう嘘の情報で一般人が苦労するんだよ。甘えだとかなんとかって。産後そんな余裕ないからね!?」
などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれた。そして当該記事がネット上から削除されたとし歓声が上がった。
いったいどんな記事だったのか。J-CASTニュース記者が10月23日にその記事を読み、「ゲンダイ」に取材したところ、驚愕の事実が待っていた。