相鉄線で「やばい、煙で死にそう...」 何が起きた?消防署に聞いた

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「雷鳴聞いておらず、ショートの可能性も」

「二俣川駅の駅員がこの電車を目撃しており、パンタグラフの上から下へショートしたような火花が出て大音量が響いたと話しています。おそらく、パンタグラフから車両に電流が流れたのだと思います。電気系統を分解して調べてみないと分かりませんが、天井裏にある扇風機がショートした可能性はあるかもしれません。屋根には、穴が開いていました」

   車内に煙が充満したのは、換気のための扇風機の吹き出し口から出たからではないかという。車内の蛍光灯も、過電流が流れて両端の金属端子が焼けていたそうだ。

   落雷の可能性については、「現場は消防署から近く、雷が鳴れば分かりますが、鳴っていませんでした」と話している。

   煙が出た直後、乗客とみられる男性から「雷が落ちた。火は見えない」と110番通報があったというが、旭署の副署長は、雷があったかも含め、原因についてはまだ分かっていないと取材に答えた。

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