サッカーJ1・川崎フロンターレとの試合後、同チームのDF奈良竜樹選手から「お前らJ2行きだ」と言われた――。サンフレッチェ広島のFWパトリック選手(29)がツイッターにそんな趣旨のつぶやきをした。
「奈良竜樹選手、ひどいです」「SNSで被害者アピールするの好きじゃない」など、サポーターの間で波紋を広げている。
「広島というクラブをリスペクトして」
サンフレッチェ広島は2017年10月21日、J1第30節で川崎フロンターレ(エディオンスタジアム広島)に0-3で敗れた。17年度のJ1リーグもこれで、残すところ4試合。サンフレッチェ広島は16位で、J2降格圏(16~18位)をさまよっている。
広島のパトリック選手は川崎戦の試合後、ツイッターで「川崎フロンターレ勝利おめでとうございます」とたたえた上で、川崎の奈良竜樹選手を名指しし、こうつぶやいた。
「でもディフェンスの奈良選手に言いたいです。『お前らJ2行きだ』なんて言われたくないです。あなたにはもっといろいろと学んでほしいです。広島というクラブをリスペクトして下さい」
第30節終了時点でリーグ2位の川崎は、首位・鹿島アントラーズと勝ち点差2のデッドヒートを繰り広げており、パトリック選手が奈良選手から侮辱されたと受け取ってもおかしくない。
パトリック選手のツイートをめぐっては、双方のサポーター間で
「奈良竜樹あほかよw」
「奈良竜樹選手、ひどいです。暴言だ!」
「SNSで被害者アピールするの好きじゃないわ」
「パトリックが悪口をいったわけでもないのに当たり前のように奈良擁護してパトリックディスるのは流石にどうだよ...」
などと物議を醸した。
ただ、パトリック選手は10月23日朝現在までにツイートを削除しており、
「クラブを通してスマートにやって欲しいというのが本音」
「そういうのは本人たちの間で解決する案件」
といった冷静な議論もみられる。