自公、3分の2をうかがう勢い 2017年衆院選、NHKなど

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   第48回衆院選の投票が2017年10月22日20時に締め切られ、各社の出口調査などで、解散前に安倍晋三首相が「勝敗ライン」として位置付けた自民・公明で過半数(233議席)を大きく上回ることが確実になった。NHKなどが20時ごろ報じた。

   希望の党は公示前勢力から横ばいか下回る見通しなのに対して、立憲民主党は大幅に伸びる見込み。

  • 自公が3分の2をうかがう
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「希望」は公示前から横ばいか減らす見通し

   今回の衆院選では、定数が「1票の格差」是正のため小選挙区で6減、比例代表で4減。計465議席を1180人の候補者で争った。

   NHKが20時に報じた、出口調査などをもとにした議席予測によると、自民党(公示前勢力284)は253~300議席を確保し、自民党単独で過半数の233を大きく上回る見通し。公明党(同34)は27~36議席を確保する見通しで、自民・公明の与党は参院で否決された法案を再可決したり、憲法改正を発議したりできる3分の2をうかがう情勢だ。朝日新聞・テレビ朝日も、「自民党が単独過半数確保へ」などと報じている。

   野党は、立憲民主党以外は総じて低調だ。立憲民主党(公示前15)は44~67議席と大きく伸びる見通しだが、希望の党(同57)は38~59議席と「純減」の可能性も。共産党(同21)も8~14議席と、今回は失速した。

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