85歳のチアリーダーが軽快ステップ 「人生楽しんでるなぁ」「素敵な笑顔」

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   2017年10月19日午前、Yahoo!リアルタイム検索のランキングに「85歳のチアリーダー」というワードがランクインした。

   その言葉のインパクトから注目を集めたが、85歳のチアリーダーとはいったいどんな人物なのか。

  • 滝野文恵著『85歳のチアリーダー』(扶桑社、2017年)(画像はAmazonより)
    滝野文恵著『85歳のチアリーダー』(扶桑社、2017年)(画像はAmazonより)
  • 滝野文恵著『85歳のチアリーダー』(扶桑社、2017年)(画像はAmazonより)

平均年齢71歳のシニアチアダンスチーム

   「85歳のチアリーダー」こと滝野文恵さん(85)は、シニアチアダンスチーム「ジャパンポンポン」の創設者で、現在は同チームの会長。17年7月に『85歳のチアリーダー』(扶桑社)の題で自叙伝を出版した。これまでにも度々メディアで取り上げられてきたが、10月19日放送の情報番組「ビビット」(TBS系)で特集されたことで、ネットでも注目を集めた。

   滝野さんが同チームを結成したのは63歳の1996年のこと。アメリカに平均年齢74歳のチアリーダーグループがあることを知ったのがきっかけだ。当時5人から始まったチームも、現在は28人の大所帯となった。平均年齢71歳のなかで滝野さんは最高齢だ。

   公式サイトによると、入会資格は「年齢が55歳以上であること」「自称『容姿端麗』であること」となっており、簡単なオーディションもあるという。

   番組では、週1回2時間半行うという練習風景も公開された。まっすぐ伸びた背筋。リズムに合わせた軽快なステップ。ラインダンスの脚あげは腰の高さまでと控えめだが、腕は高くまっすぐ上げられ、前後開脚をする見事な柔軟性のメンバーもおり、年齢を感じさせない若々しい動きを披露した。

   滝野さんは「疲れますよね」と言いながらも、笑顔を見せる。食生活などにはさぞ気を遣っているかと思いきや、気をつけていることは「一切ない」という。食欲は今も衰えず、毎日おやつとコーラは欠かさない。自宅の冷蔵庫には缶ビールもストックされていた。テレビなどで紹介される健康法を試すこともないそうだ。

   ミニマラソンやスカイダイビング、パラセイリング、ラフティングなども、70代になってから挑戦したという滝野さんのバイタリティに、視聴者からは感心する声があがった。ツイッター上にも

「素晴らし過ぎる」
「人生楽しんでるなぁ」
「話聞いてたら元気出てきちゃったな」
「私も85歳になったらあんな素敵な笑顔でいれるようになりたい!」

といった感想がつぶやかれている。

   公式サイトにも掲げられているスローガン

「私たちは『明るく、仲良く、楽しく』 自らの美容と健康のみならず 世に元気と希望を与えます」

の通り、多くの人が元気をもらったようだ。同チームは21日、台湾で開催される「ブロードウェイショー」にゲスト出演する。

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