「総武線のホームに人糞が落ちている」――。ツイッターでは2017年10月20日18時30分ごろ、JR秋葉原駅の利用客からこのような報告が同時多発的に上がる騒動があった。
複数の目撃者に取材すると、人糞とみられる汚物があったのはJR秋葉原駅の5番線ホーム(総武線・新宿方面行)。「電気街口」改札近くにある階段を上ってすぐの場所に広がっていたという。
踏まれて1メートルほど広がっていた...
折しもこの日、JR総武線は新小岩駅で17時過ぎに起きた人身事故の影響で、上下線ともに一時運転を見合わせるなど大幅にダイヤが乱れていた。
その影響で、18時30分頃の秋葉原駅のホーム上には、遅れた電車の到着を待つ利用客で混雑していた。ツイッターには、「人身事故のせいで秋葉原人で溢れかえってる」「総武線ダダ混み。ホームから人が溢れてる」との投稿が相次いでいた。
こうした状況もあり、今回の「人糞騒ぎ」を目撃してしまった利用客は多かったようだ。ツイッターには、
「総武線5番線のホームが汚い意味で大惨事になってる」
「ただでさえさっきの事故でアレなのに脱糞が」
「総武線、人身事故で異様な空気なってるし、脱糞がホームに置かれててなんかカオス」
「運転見合わせで1時間足止めくらってようやく辿り着いた秋葉原で脱糞現場に出くわして...」
など「悲鳴」のような報告が、少なくとも30件以上が続々と寄せられていた。
現場を目撃したという会社員男性(22)は、J-CASTニュースの21日午後の取材に対し、
「(汚物は)踏まれていて1メートルほどまで広がっていました。また、雨でホームに水気が多かったせいか踏んだ人の歩いた跡が遠くまで付いていました」
と説明する。汚物のすぐ側には人を避けるためのペットボトルが数本置かれており、その近くでは駅の職員が、
「歩きスマホはやめて足元を見ながら歩いて下さい」
などと周囲の利用客呼びかけていたという。