民進党の100億円はどうなる?
100億円以上あるとみられる民進党の資金の行方も焦点だ。前原氏は9月28日の記者会見は、
「その使い道についてはまったく決めていない」
と述べるにとどめていた。希望の党の若狭勝氏は9月30日、「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ)で、
「これはまったく100%否定しておきますが、民進党が持っている政党交付金を希望の党が譲り受けるとか、もらうとか、そういうことは絶対にない」
と述べたが、政党交付金以外の資金については特に言及しなかった。枝野幸男氏は10月2日の立憲民主党立ち上げの記者会見で、民進党に人、組織、資金面で協力を求めていくかについて問われ、
「一定の範囲でご協力をいただけるものと思っている」
と答えていた。選挙後、この100億円をめぐる議論が再燃するのは確実だ。