親思いの子供をあなたがズダズダにしている
大原さんは自分の説明を理解してくれないもどかしさと、質問者のふがいない話に感極まったのか、次第に声が震え、明らかな涙声になってしまい、こんなことを語り出した。次女が親戚の家にいるというのは母親の事を考えているからであり、車の前に立ちはだかった母親を轢くような真似をしたのも、一歩間違えば殺人者になるかもしれない覚悟で母親に分かってもらいたいと思ったからだ。次女の自立は母親を捨てるということではなく、もっと大きな力で母親を守りたいということ。そして、
「こんな母親思いの御嬢さんに気が付かない・・・あなたはバカねぇ。本当にバカ。何のために67歳まで生きて来たのだろうか。むなしいですねぇ。一番親を思っている子供に対し、一番あなたがズダズダにして、何がいいの?」
そう語り説得したが、この母親は最後まで何も納得していないようだった。
今回の放送はなかなか良かったとして「保存版だ」、といくつかのまとめサイトができ、ツイッターでも持ちきりで「テレフォン人生相談」としては久々の大きな話題になった。特に大原さんがクローズアップされ、
「泣いてる」
「キレながら半ベソかくアータ(編集注:アータは大原さんのネット上のあだ名)ww 今日は相談者の勝ちだな」
「アータもうダメだわ 、テメーの感情抑えられないでどうすんだ?」
などといったことが掲示板に書き込まれた。番組の感想については、
「この母親は完全に毒親だよ...自分の思い通りにならんからって自殺未遂するわ、家出する娘の車の前に飛び出て、私轢かれそうになった!殺人未遂!って言う親だし」
「親があれこれ言う年齢じゃねーだろw これが16とかならわかるけど41てw ギャグかよw娘に自分の面倒見させるため結婚させないいわゆる毒親は結構多いらしい」
などといった母親に対する批判が多く出ている。