100度近くのサウナなら5分
サウナの愛好者は多い。東京都市大学教授で温泉療法専門医の早坂信哉氏は、ラジオ番組「ピートのふしぎなガレージ」(TOKYO FM)2016年11月26日放送回で「医学的にもサウナは健康に良いもの」と説明していた。一方で「正しい入り方」があるとして、
「適切な時間は温度によって変わりますが、100度近い熱いサウナなら5分、長くても10分にとどめておきましょう」
と促している。
サウナを出た後の水風呂にも注意が必要だ。早坂教授によると、熱いサウナから冷たい水風呂にいきなり飛びこむと心臓に負担がかかり、血圧も上がる。「場合によっては不整脈や狭心症につながる可能性もある」という。
二所ノ関親方がどのようにサウナに入っていたかは分からない。ただ10月20日のフジテレビ「FNNニュース」は、親方とサウナで一緒だった男性の話として、サウナにいたとき既に気分がすぐれない様子で、一度倒れて従業員に介抱されていたと報じた。