ジャニーズアイドル「KAT-TUN」の元メンバー・赤西仁さん(33)が、自主レーベル「Go Good Records」とユニバーサルミュージックが業務提携することを、自身の公式サイトで2017年10月17日発表した。
前日には「ヒモになりたい」と冗談を言っていただけに、ファンからは愛あるツッコミがされている。
「日本だけではなく、海外にももっと発信」
赤西さんは2014年2月にジャニーズ事務所を退社。7月に自主レーベル「Go Good Records」とファンクラブを立ち上げ、ソロアーティストとして活動してきた。今回の業務提携は「更なる活動の場を拡げることを目的」としている。
提携後、第1弾となるアルバム「Blessed(ブレッシド)」を、2017年12月12日に発売することも決定した。計10曲が収録され、うち2曲は世界的人気歌手のジャスティン・ビーバーさんらを手掛けるプロデューサー・チーム「ステレオタイプス」が楽曲提供する。
ユニバーサルミュージックの社長兼CEOの藤倉尚氏は、業務提携について
「良い音楽には国境が無いことをいくつものアーティストが証明しています。Go Good Recordsもそれに準ずる音楽を創造し、進化を遂げてきたレーベルです。これまで、そのレーベルを音楽に誠実に育ててきた主宰・赤西仁氏の感性と、世界最大のマーケットシェアを持つ我々ユニバーサルミュージックのノウハウを掛け合わせ、その可能性を最大値に拡げていきたいと考えています」
とコメントしている。業務提携を受け、同社公式サイト内には赤西さんの個人ページも設けられた。
赤西さんは個人での契約ではなく、レーベルの業務提携にした理由について、
「アーティスト単体の視点では見えない色々な経験を積み、成長していきたい」
と10月17日朝に更新したインスタグラムで語っている。ファンと育ててきたレーベルを簡単に失いたくない、という思いもあったという。
「メジャーレーベルのグローバルなネットワークから刺激を受け、自分の音楽のレベルを上げていき、日本だけではなく、海外にももっと発信していければと思っています」
と意気込みを記した。投稿には「ダイレクトメッセージ」「#ちゃんと自分で書いた」とコメントが添えられており、ファンからは「応援してます」などあたたかなメッセージが寄せられている。