「青空スポーツジム」公園に行こう! 中高年用「健康遊具」を試してみた

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鉄棒の「ぶら下がり」で姿勢の改善と腰痛予防が

   最後に挑戦したのが、「懸垂鉄棒」(写真)だ。これは3つの運動ができる。まず一番上の横棒で「懸垂」。腕力が大いに鍛えられる。同じ横棒での「ぶら下がり」。背骨や椎間板が伸びるので、姿勢の改善や腰痛予防に効果がある。また、上半身の様々な筋肉を伸ばすことができる。3番目が、真ん中の横棒を使った「ぶら下がり屈伸」だ。懸垂状態のまま両足を直角に伸ばすことで、腹筋が鍛えられる。難しい大技だ。

   記者は、ぶら下がりを10秒ほど、懸垂を何とか1回こなし、「ぶら下がり屈伸」はパス。鍛え直して出直すことにした。つくづく筋トレの大事さを痛感した。

   国土交通省が2016年3月に発表した「全国都市公園の遊具調査」によると、ブランコ・滑り台などの子ども用遊具が減る一方なのに、大人用の健康遊具が増えている。全国の公園にある健康遊具は2万6362台で、1998年の5690台に比べ、4.6倍も増えた。「健康遊具がある公園を紹介します」と、公園の場所と遊具の種類・使い方をウェブサイトで公開している市や区は非常に多い。札幌市、仙台市、横浜市、足利市、川越市、日野市、伊丹市、高槻市、松山市、大分市、豊見城市......などなど。

   住んでいる市町村に問い合わせたり、近くの公園を訪ねたりしてはいかが。

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