民進党の小川俊夫参院議員会長は、2017年10月12日、民進党に所属する参院議員の多くは衆院選後に小池百合子・東京都知事が代表を務める希望の党に合流しないとの見通しを示した。小川氏は都内の街頭演説で、衆院選後に「これまで一緒にやってきた民進党を大きな軸としてしっかりと結集」させ、安倍政権の打倒をすると述べた。
9月28日には民進党の前原誠司代表が「名を捨てて実を取る」として、衆院が希望の党と事実上合流することを明かした。しかし、29日には希望の党の小池代表がリベラル派の「排除」もありうるとしたため、リベラル派の受け皿として枝野幸男・前衆院議員が10月2日に立憲民主党を結党した。民進党は今回の衆院選に公認候補を擁立しておらず、現在は地方議員と参院議員のみが民進党議員となっている。