米国が18年末でユネスコ脱退 「反イスラエル的な偏見」理由に

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   米国務省は2017年10月12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)から脱退すると発表した。脱退後は正式な加盟国ではない「常任オブサーバー」に就任し、引き続きユネスコに関与する考え。

   国務省は、脱退の背景にはユネスコの停滞と「反イスラエル的な偏見」、根本的な組織改革の必要性への懸念があると説明している。ユネスコの規定により、実際に米国が脱退するのは18年末で、それまでは加盟国として活動する。イスラエルも同時に脱退を表明している。

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