「ひまわりは象徴的なシンボル」
ひまわりやとしては、京都丸紅側から謝罪文等の掲示や公表があれば、事を公表するつもりはなかったという。ただし、誤解を招きかねないことや、混乱したファンもいたため、公式サイト上での公表に至った。
中原さんは「本当に残念という気持ちが一番強い」と話す。淳一は日本のファッション界においても先駆的な存在であることから、「先人に対する敬意を持って欲しかった」ともいう。ひまわりは淳一にとって象徴的なシンボルであり、デザインに多く取り入れたほか、会社や雑誌の名前にも冠している。
「会社同士のやり取りで、デザインされたご本人がどう思っていらっしゃるかは分かりませんが、すごく残念ですね。淳一のひまわり作品を知らなかったとしたら、それはそれで残念ですが...」
ひまわりやは発表文の中で、類似品を購入する際には問い合わせをすれば、ライセンス供与などを行っている商品かどうか回答するとしている。
J-CASTニュースは10月12日、京都丸紅に取材を申し込んだが、特に話せることはないとして詳しい話は聞けなかった。ツモリチサトブランドを運営するエイ・ネット(東京都江東区)にも5日に取材を申し込んだが、特に話せることはないとのことだった。