大阪府柏原市内のスーパー「サンディ」で、大量にアイスモナカが販売されている様子の写真がツイッター上に投稿された。
一体なぜなのかと話題になっており、J-CASTニュースでは、店に話を聞いた。
発注ミスではとの憶測が流れたが......
食品売り場の棚3段にわたり、モナカがズラリと並んでおり、数えただけでも数百はある。よく見ると、すべて森永製菓の「チョコモナカジャンボ」だ。料金は、65円(税抜)と格安になっている。
その写真は、2017年10月10日にツイッター上に投稿され、12日昼過ぎ現在で3万件ほどもリツイートされている。このほかに、店を訪れた別の人たちも、ツイッターに写真をアップしている。それらを見ると、モナカが置かれた棚に、「しばらくの間、鮮魚コーナーの販売を休止させて頂きます」という店長名の貼り紙もあった。
また、大阪の別のサンディ店舗でも、100個以上はあるとみられるチョコモナカジャンボが陳列されている様子の写真も投稿された。サンディは、関西地方を中心にスーパーを広く展開している。
なぜ大量に陳列されたのかは、これだけでは分からないが、発注ミスではないかといった憶測が流れている。
そこで、J-CASTニュースでは12日、サンディ柏原店の店長に取材して、理由などを聞いた。
「全店で販促コンクールをしています」
店長は、発注ミスではないかという憶測を否定し、次のように説明した。
「サンディの全店で、チョコモナカジャンボについて、10月5日から販促コンクールをしており、毎日600~800個を仕入れて販売しています。普段の79円より安くしており、1日で多いときは、600個ぐらい売れますよ。このところは暖かかったので、5~10個まとめて買うお客さまもいましたね」
各店で販売方法を工夫しており、柏原店では売り場で全面的に展開している。鮮魚コーナーというのは、オープン当初に鮮魚を売っていたのでその名を付けたが、普段は冷凍食品を販売している。モナカをアイス売り場だけで売るのは魅力がないと考え、冷凍食品の棚を一時的に休止してモナカを売ることにしたという。
コンクールは、10月15日までとなっており、柏原店は中間発表で、奈良県内の店に続いて売り上げが2位だったそうだ。