コント日本一を決める「キングオブコント2017」(TBS系)で一躍有名になった、スーパー3助さん(34)とアンゴラ村長さん(23)から成る男女お笑いコンビ「にゃんこスター」。スポーツニッポンが2017年10月11日、2人が恋人同士であることを報じたことでも大きな話題となった。
1日のキングオブコント放送中から「にゃんこスターのアンゴラ村長かわいい」とファンを獲得していたが、その容姿をめぐって「可愛い」のかそれとも「ブス」なのか論争が巻き起こっている。
交際宣言で「顔ファン」離れ
恋人同士であることが明らかになった同日、2人揃ってほぼ同時刻にツイッターを更新し、「交際5ヶ月」であることを報告した。アンゴラさんの「顔ファン」だった人からは、交際にショックを受けて「ファンやめます」という声もあがっている。
そうしたなか、そもそもアンゴラさんは可愛いのかという疑問の声もあがっている。実際、ツイッターの検索窓に「アンゴラ村長」と入力すると、予測候補に「ブス」と表示される。
ツイートの内容を見てみると、ただ単にブスと罵るだけでなく、「可愛くもブスでもない絶妙な感じ」「ブスかわいい」といった褒め言葉もある。一概に「アンゴラ村長=ブス」というわけではないようだが、「ちょうどいいブス」との指摘も複数あがっている。お笑いコンビ「アルコ&ピース」も10月3日放送のラジオ「アルコ&ピース D.C.GARAGE」(TBSラジオ)で、
「アンゴラ村長ってめちゃくちゃいい感じのブスじゃないですか。ちょうどいいを具現化した感じ」
と評していた。
しかし、この「ちょうどいいブス」をめぐっても判断が分かれている。「アンゴラ村長をちょうどいいブスとはだいぶ手厳しい...」と基準よりも上だとする意見や、「よく見たらちょうどよくないブスだった」と基準を下回るという人もいる。
かつてお笑いタレントの有吉弘行さんは、タレントの大沢あかねさんに「ブス界一の美女」とあだ名を付けていたが、いったい「ちょうどいいブス」とはどんな人なのだろうか。
自称「ちょうどいいブス」の女芸人によると...
「ちょうどいいブス」を自称している女芸人がいる。お笑いコンビ「相席スタート」の山﨑ケイさん(35)だ。ウェブメディア「Tokyo Cawaii Media」では「山﨑ケイのちょうどいいブスのすすめ」を連載しており、その初回で「ちょうどいいブス」について、
「酔ったらいける女性のこと」
と説明している。芸人仲間から「ちょうどいいブス」と言われて意味を調べた際に、Yahoo! 知恵袋のベストアンサーに選ばれていた回答だという。
この定義に則ってツイッターを調べてみると、
「童貞が『僕でもやれそうな可愛さ』って勘違いする系のルックス」
との指摘があった。「童貞が好きそうな顔」「童貞受けしそうな顔」という感想や、童貞を名乗るファンもいた。
アンゴラさんは「酔ったらいける女性のこと」ではなく、「童貞でもいける女性のこと」という意味で「ちょうどいいブス」なのかもしれない。