けもフレ「恋するペンギン」が展示中止 体調不良で静養、「フルル」パネルもそばに移動

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東武動物公園「大事を取って静養させています」

   実際のところ、グレープ君の様子はどうなのか。J-CASTニュースが10月12日、東武動物公園の広報担当者に尋ねると、

「とくに病気というわけではありませんが、もうグレープ君も高齢ということもあり、大事を取って静養させています。今は、飼育員の目が届きやすいペンギン舎の裏の部屋でゆっくりしていますよ」

と話す。具体的な状態については「エサは変わらず食べているんですが、体重の減少が目立っていました」としていた。

   また、東武動物公園は今回のグレープ君の移動に伴って、「フルル」のパネルも同時に動かすことをアナウンスしていた。こうした対応を取った理由について担当者は、

「『フルル』のパネル設置以降、グレープ君がその近くにいることが多かったことは事実です。なので、パネルも一緒に移動させて、グレープ君を見守ってもらうことにしました」

と説明した。

   なお、担当者によれば、園を訪れた客からもグレープ君の体調を心配する声が職員に寄せられている。今後については、グレープ君の体調をみながら展示の再開を検討していく、としていた。

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