疲れ目にはチョコよりもガムをかめ! 眼精疲労を放置すると「うつ病」で退職

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メガネの度数は毎年眼科で検査しよう

   また、度数の合っていない眼鏡やコンタクトレンズを使い続け、知らず知らずのうちに目が慢性的に疲れている人が非常に多い。番組では街の人々に、メガネの度数を変えたのは何年前か尋ねた。ほとんどの人が「3年以上前」と答えた。

井上院長は「疲れ目が気になる人は、毎年眼科で視力を検査したほうがいい。度が合っていないメガネは目の緊張を高めるばかりか、頭痛や肩こりの原因になっている場合もあります」

   老眼は40~50代から始まる。老眼が進行していることに気づかず老眼鏡を作らない人が多い。番組では、「老眼ではない」と思っている50代男性に、「老眼鏡なし」と「老眼鏡あり」で同じ大きさの活字の文章を読ませた。「老眼鏡なし」だと2分57秒かかったが、「老眼鏡あり」だと1分58秒だった。老眼鏡を使うと3分の1も早く、しかも楽に読めたわけだ。これを見て、番組キャスターの渡辺満里奈さん(46歳)が言った。

渡辺さん「私、意地でも老眼鏡は作らない方針でしたが、さっそく眼科に行きます」

   さて、疲れ目の中には恐ろしい病気が潜んでいる場合がある。50代の男性・吉田さんは、スマホを始終見ていて目の疲れを感じていたが、寝れば治ると思ってほっておいた。ある日、こめかみを中心に頭痛を感じはじめ、全身を襲う倦怠感に悩まされるようになった。いくつかの病院を回っても原因がわからず、眼科でも視力が良かったことから「問題なし」とされた。原因不明のことから、うつ症状になり、家に引きこもって仕事を辞めてしまった。

   やがて、梶田眼科の梶田雅義院長を受診し原因がわかった。「眼精疲労」だった。眼精疲労とは、目の疲れ・痛みに加え、頭痛や食欲不振、イライラや不安感からうつ病になることもある症状だ。吉田さんの眼精疲労の原因は、「外斜位」だった。梶田院長がこう説明する。

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