新燃岳、約6年ぶりに噴火 警戒レベル「3」(入山規制)に引き上げ

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   宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)が2017年10月11日5時34分頃に噴火した。新燃岳の噴火は11年9月7日以来、約6年ぶり。気象庁は11日11時すぎ、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。気象庁は、火口から約2キロの範囲に大きな噴石や火災流が飛散し、風下側に流された小さな噴石が降ってくるおそれがあるとして、警戒を呼びかけている。

   気象庁の発表によると、噴煙は火口から約300メートルの高さまで上がっており、13時時点で止んでいない。噴煙の量は次第に増えており、10日22時から連続的に発生していた火山性微動も継続しているため、「さらに活動が活発になる可能性がある」として噴火警戒レベルを引き上げたという。

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