「かわいいインスタやったってお前はブスなんだからな!」――タレントのマツコ・デラックスさん(44)が、昨今の「インスタ映え」ブームを痛烈に批判した。
いったい、なぜこれほどまでに激しい言葉を使ったのか。
スイーツバイキングのマナー違反
発端は、マツコさんがMCをつとめる「マツコの知らない世界」(TBS系)の2017年10月10日放送回だ。
この番組は、ゲストが得意ジャンルや、現在ハマっているものをマツコさんにプレゼンしていくという内容。この日のテーマの1つは「スイーツバイキング」。ゲストは、スイーツバイキングに足繁く通うという桜井正人さんだった。
マツコさんの「暴言」は、コーナーの終盤、桜井さんの問題提起がきっかけだった。
「ケーキを残す人たちのせいで(スイーツバイキングの)価格が上昇しているんです」
桜井さんの言い分はこうだ。バイキングで皿に盛ったケーキをインスタグラム用に撮影し、ケーキは食べずに残す人が最近増えているという。これが理由で、バイキングの料金を改定せざるをえなくなった店もあるというのだ。
マツコさんは、こうした実態に強い憤りを覚えたようで、
「そろそろ世間が制裁を加えるべき。このインスタ映えブームに」
と警鐘を鳴らす。
さらにヒートアップし、
「食べ物を粗末にしたりとかやりだしたら、もうあいつら...ブスにブスって言ってやる時が来ましたよ。かわいいインスタやったってお前はブスなんだから!」
「地に足つけて生きろ、ブスこの野郎」
と語気を荒げて非難した。