朝日新聞の報道姿勢を問題視
さらに、記者からの質問の段になっても、モリ・カケ追求は続いた。
毎日新聞の倉重篤郎・専門編集委員は
「最高権力者である総理大臣のお友達を優遇するとして(モリ・カケには)共通点があると思う」「優遇されたことについて安倍さんはこれまであんまり何もおっしゃっていない」
などと指摘。
安倍氏は、まず「籠池(泰典・前森友学園理事長)氏は私の友人ではありません」と否定し、加計氏については「私が影響力を行使したことは全く証明されていない」。
朝日新聞の坪井ゆづる論説委員も疑惑を糾弾。小池氏同様に、説明の不十分さを指摘した。安倍首相は、
「朝日新聞は、八田さんの報道をほとんどしておられない。しているというのは、ちょっとですよ。ちょっとですよ。ほんのちょっと。アリバイ作りにしかしておられない。加戸さんについては証言された次の日には全くしておられない。批判があったから投書欄等で載せておられる」
と、同紙の報道姿勢を問題視。坪井氏が事実でないと反論すると、安倍首相は「ここは大切なことですから、ぜひ皆さん、調べていただきたい」と呼びかけた。